おおきなイヌは生まれたとき、兄弟の中でいちばんおおきなイヌだった。
それから、おおきなイヌは犬小屋より、おおきくなった。
寝るときは、おおきなマットで寝るようになった。
それから、おおきなイヌは家より、おおきくなった。
飼い主の家を離れ、動物園で飼育されることになった。
それから、おおきなイヌはビルより、おおきくなった。
警察や軍隊がイヌを取り囲み、ヘリコプターが飛んだ。
おおきなイヌは一声鳴いて、宇宙に跳び、そのまま月で暮らした。