変わっていくものと変わらないもの

最近、メディアでは人工知能の進化がよく取り上げられます。
そのなかで、将来ロボットが人から奪うであろう職業が挙げられていました。
しかし、僕が天職なれと取り組んできたウェブデザイナーはすでにその一覧の中に含まれてすらいませんでした。
ウェブデザイナーはその歴史はまだ20年もないのですが、ロボットの進出以前に淘汰される職業としてよく挙げられています。

その理由は、ウェブコンテンツのシステムがある程度成熟し、完成されたことが1番の要因だと思います。
質の高いデザインテンプレートが簡単に手に入るようになった今、ウェブページを1から組み立てる必要性が薄れました。
僕にも外国のトップデザイナーが作った高価なテンプレートをお客さんが買ってきて、「これをうちで使えるように調整してほしい」と頼まれることが増えました。
もちろん報酬は安いものです。
サイトのデザインにオリジナリティは必要なく、やるべきは掲載する写真や文章にこそ力を入れることです。
立派なサイト作れるデザイナーより、面白いツイートを毎日呟ける人間が今は必要な時代なのです。

ハンドメイドは、そんな効率さを追い求めているウェブの世界と対極にあって、恐らくロボットの影響が少ない分野の1つです。
一過性のブームだと言われることもありますが、人にしかできない、同じものは2つとしてできないハンドメイドを大切にしていこうと今は考えています。